診療内容
MEDICAL_TREATMENT
<眼科検査>
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網膜電図検査 / 視覚誘発電位測定
網膜電図検査(ERG)は網膜に光を当てて刺激することにより発生する電気信号を計測して、光受容体の機能や網膜の細胞の活動を評価する検査です。網膜の電位を測定することで網膜が正常に機能しているかどうかを調べます。
視覚誘発電位測定(VEP)は視覚刺激により脳内に生じた電位変化を頭皮上から記録し評価する検査です。通常、鎮静あるいは全身麻酔下で行います。特殊な装置を必要とするため、行うことのできる施設は眼科専門病院などに限られています。
進行性網膜萎縮、突発性後天性網膜変性症、白内障手術の術前検査等で検査を実施します。ぶどう膜炎や縮瞳がある場合には反応が鈍くなります。
<眼科手術について>
02
当院では手術用顕微鏡および特別な眼科手術器具を備え、白内障手術や緑内障手術の他、眼瞼、結膜、角膜など様々な眼科手術に対応しております。手術の前には、現在の状態、手術内容やリスク、手術前後のケアについてしっかりとインフォームを行い、ご家族の方にご理解を頂いた上で手術を実施していきます。手術に際しまして全身麻酔が必要となりますが、手術前検査での全身的な評価についてはかかりつけの動物病院様にて実施頂きますのでご了承下さい。
<入院について>
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入院室は犬と猫が別となっており、それぞれ冷暖房を完備し動物たちのストレスが少ないような環境づくりに取り組んでいます。朝・夕の治療に加え、状況に応じて複数回の検査・治療を行います。入院に際して、食事の変更は体調に影響することがあるため、基本的に普段の食事を1回量ずつ小分けにしてご用意いただくようお願いしております。
また、現在使用している内服薬や点眼薬、サプリメントなどがある場合には入院時にご持参下さい。